みなさまは、長崎といえば? と質問されて真っ先に思い浮かぶものはなんですか?
カステラ、ちゃんぽん、平和祈念像、軍艦島・・・。
いろいろな名物や名所がありますが、『おくんち』を思い浮かべる方も多いでしょう。
毎年10月7日~9日の3日間開催される『長崎くんち』。
残念ながら今年はコロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、例年とは少し違ったおくんちを楽しんでみませんか?
長崎の人にとっておくんちは大切なお祭り。
そのため、たくさんの芸術家たちがおくんちを描いた作品を制作しています。
杉谷本舗のカステラの包装紙可愛らしい南蛮人でおなじみの、山下南風画伯もその一人。
長崎の風景や生活を切り取った絵画を多数残した山下南風画伯。
龍踊りや鯨の潮吹き、コッコデショといった出し物を描いた作品が残されています。
合羽版画で描かれた長崎くんちの緻密さと躍動感をぜひお楽しみください。
山下南風美術館HP⇒ https://www.gallerykaze.jp/
また、長崎県美術館さんでは、長崎ゆかりのイラストレーターさんや漫画家さんが描かれた、おくんちを題材にしたぬり絵の写真を募集されています。
参加者のぬり絵は館内や市内の大型ビジョン、youtubeなどで公開されるとのことで、
まるで庭先周りが行われているように長崎の街が彩られ、賑やかになりそうです。
長崎県美術館HP⇒ http://www.nagasaki-museum.jp/
芸術の秋、今年は絵画でおくんちに触れてみませんか?