皆様はここ長崎で古くから愛されてきた郷土菓子のひとつ『桃カステラ』をご存知でしょうか。
中国で「不老不死の果物」と言われ長寿の象徴とされてきた「桃」と、南蛮から伝わり長崎の菓子職人の手によって独自の進化を遂げた「長崎カステラ」。
この二つが出会い、長寿を願うお菓子として長崎に根付く春の銘菓「桃カステラ」が誕生しました。
女の子の健康を願う初節句のお祝いへのお返しの品としてはもちろん、縁起がいいお菓子として出産・結婚内祝いの品としても親しまれています。
“桃”カステラと言いますが、実は桃の果肉や果汁を使用しているわけではないのです。
「フォンダン」と呼ばれるグラニュー糖と水飴を練った蜜をかけ、ほんのりピンクに着色した後に練り切りで作った葉と額を飾り付けることで、桃の実の形を模していることからその名がきています。
土台となるカステラは、ふんわり軽めの食感でたまごの風味が優しく広がるシンプルな美味しさ。
あま~いフォンダンとのハーモニーをお楽しみいただきたく甘さ控えめに仕上げています。
また、杉谷本舗の桃カステラはひとつひとつ丁寧に手作業で作っており、桃の実の形も職人の手わざによって出来上がります。
そのため、それぞれ少しずつ表情が違うのも手作りならではの良さ。
さらに直径約6センチの可愛い小桃サイズですので、並ぶとその愛らしさはより引き立ちます。
片手の手のひらに収まるくらいの大きさが、食べきりやすくお子様や少人数のご家族にも配りやすいとのお声も頂いております。
杉谷本舗店頭・オンラインショップともに【季節限定3月31日(金)】まで販売しておりますので、この機会にぜひ一度お試しください!