◎5月のおいしスギタニ「鯉どら焼き」
風薫る5月。
新緑の風景とともに、こどもの健やかな成長を願う「鯉のぼり」が青空を泳ぐ季節となりました。
今回は、端午の節句・こどもの日を迎えるこの季節におすすめしたい「鯉どら焼き」をご紹介します。
杉谷本舗の「鯉どら焼き」は、小倉あんと白あんの2種類。
食べ応えのあるしっとりとした1枚のどら焼き生地でそれぞれの餡を包み、焼き印を捺して鯉の姿に仕上げています。
餡の詰まったおなかがぷっくりと可愛らしく、食べるのが惜しくなってしまうほど。
この時季だけの「鯉どら焼き」は、「月替わり和みセット 皐月」にて数量限定でお買い求めいただけます。
鯉のぼりに見立てた「鯉どら焼き」ですが、ではなぜ端午の節句・こどもの日に鯉のぼりが用いられるようになったのでしょうか。
起源は奈良時代。
端午の節句に菖蒲(しょうぶ)をつるして香りによって厄除けをしており、当時は『菖蒲の節句』ともいわれていました。
その「菖蒲」が時代を経て、武家の隆盛とともに “武将”を意味する「尚武(しょうぶ)」へと変化。
男児が生まれた武家で鎧兜を飾ったりのぼりを立てたりする中で、登竜門の伝説にちなんだ「鯉の絵ののぼり」から鯉のぼりは生まれました。
それが徐々に庶民へと広がり、現在の健康と成長を願う行事になったそうです。
時代は今も変化してきており、最近では室内用の小さなものはもちろん、洋風なインテリアにもなじむもの、ステッカータイプなど色や形も多様化してきています。
飾る鯉に食べる鯉。5月はこどもの健やかな成長を願い、団欒のひとときを楽しんでみませんか。